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- ▲M305 役に立たない調査データに嫌気がさしたって? 規範文法主義になろう!
ヒューマンバリューは、1992年からASTD国際会議へ視察ツアーを実施しています。本ホームページには、1998年からの参加報告レポートを掲載しています。
▲M305 役に立たない調査データに嫌気がさしたって? 規範文法主義になろう!
デビッド・マクマレイ、スキャントロン社 調査コンサルタント
アンケートで得られるデータの質は、解答欄と質問の質によって決まる。
解答欄や質問の品質について、実例を使って皆で検証しながら理解を深めるインタラクティブなセッション。
講師の温かい人柄と、インタラクティブなセッションの巧みな進め方と、具体的で分かり易くすぐ現場の役に立つセッション内容の三拍子が揃っていたために、受講者の満足度の高いセッションだった。今回のカンファレンスで、これまでに出たセッションの中で一番良かったという声があちこちから聞こえていた。
随所に実例を使った練習問題を入れ、小グループで検討させることによって、セッション内容の理解を確実なものにするやり方は、とても参考になった。
アンケートの質問事項を作る最初の作業:適切な解答欄の選択
そうしなければ、質問の言葉の使い方が決まらない。
解答欄の種類:
- 二者択一:(はい・いいえ)、(男・女)等
- 名目:所属企業名、役職名等
- 順序:重要と思うものから順に番号をつける等
- インターバル・スケール:5段階評価、10段階評価
インターバル・スケールについて
3段階、4段階、5段階のスケールの実例を使って確認された注意ポイント:
- 十分選択肢があること
- 選択肢同士が互いに区別できること
- 悪い例:Excellent, Good, Fair, Poor等
- 選択肢を正確に言い表す言葉を使うこと
- 選択肢同士の距離が等しいこと
効果的な質問とは?
言葉の使い方に気をつけて、質問の意味が、良く判るようにすることが大切。
- フォーカス――質問は具体的に、一つの質問につき、問題は一つに絞る
- 短いこと――質問は短く、簡潔に
- 明瞭さ――回答者全員に理解できるような明瞭な言いまわし
良い質問と悪い質問の特性の比較
| 考察対象が一つだけ | 対 | 考察対象が複数ある |
| 具体的表現 | 抽象的表現 | |
| 全員が理解できる言葉 | 一部の人しか知らない専門用語・業界用語 | |
| 回答者の知識の範囲内で判断できる | 回答者の知識レベルを越えた理解が必要とされる | |
| 事実を答える質問 | 良し悪しに関する社会的判断び関係する、正直な回答がしにくい質問 | |
| 単純 | 複雑 | |
| 等々 |
最後は今年のASTDカンファレンスのセッション評価用紙を例にとって、問題点と改善のアイデアを皆で考えた。


