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ヒューマンバリューは、1992年からASTD国際会議へ視察ツアーを実施しています。本ホームページには、1998年からの参加報告レポートを掲載しています。
S102 イノベーションの種:新しいアイデアを育成する協働作用を開拓する
アレックス・パタコス、イレイン・ダンドン
主要トラック:キャリア
多くのリーダー達は主要目標として「イノベーション」を宣言する。しかし、それが全員の叫びとなり、実際に組織中のコア・コンピテンシーとなることを確実にするために必要な支援を供給するのに失敗する。彼女の書いた本「イノベーションの種」を基に、イレイン・ダンドンはパートナーのアレックス・パタコスと共に、組織の全レベルにイノベーション的思考と行動を育成する統合的アプローチのとり方に関する実際的なアドバイスを提供する。創造的思考と戦略的思考、そして変換的思考の「種」を組み合せることによって、イノベーション的思考のためにあなた個人の、チームの、そして組織の能力を築き維持する方法を語る。
- イノベーションとイノベーション管理の一般的理解と定義を身につける。
- イノベーションを築き、維持するためにあなたの組織の能力をベンチマークする方法を学ぶ。
- あなたの個人的かつ組織のイノベーションを前進させるためにトレーニングと開発機会を識別する。
概要(参加者の人数など)
150名程度の聴衆のうち、1割程度が途中退席したが、大半は最後まで参加していた。
内容
多くの企業、シニアエグゼクティブの取り組みで明らかになったトピックを提供する。
イノベーション価値の連続
マクドナルドに代表されるようなイノベーション価値の連続 効率的イノベーション→進化的イノベーション→革命的イノベーション
すべての組織のすべての働く人々にとって中核コンピテンシーとしてのイノベーション
- イノベーション・カリキュラムを構築する
- クリエイティブ思考と戦略的思考と変革思考を結合させる
イノベーションスキルセット
イノベーショントライアングル
- クリエイティブ思考
- 戦略的思考
- 変革思考
Seeds of Innovation
第一の種(クリエイティブ思考の種)
クリエイテイビティを信じること
すべての人々のユニークなクリエイティブ思考のタレント(資質)を認める。
クリエイティブはエキサイティングであり、アイデアはパッションである。
第二の種(クリエイティブ思考の種)
知りたがること、好奇心をもつこと
(それによって)より幅の広い展望を獲得する。
第三の種(クリエイティブ思考の種)
新たな関連性を発見する
イマジネーションと刺激・反応を使う。
* ポリシーやプロセス、プロシージャなどにおいて、伝統的だと思うものを挙げてもらう。それらのつながりを発見する。
第四の種(クリエイティブ思考の種)
ビッグピクチャを見る
インターコネクション(相互のつながり・関連性)を見る。
第五の種(戦略的思考の種)
未来を見る
洞察のふたを開ける。
多くのチームは、今何が起きていて大変なのか、困っているのかといった現在にフォーカスを当ててしまう。
第六の種(戦略的思考の種)
卓越したことをする
凡庸は卓越したものへ動くための明確な戦略を用いる。
シンプルクエスチョンを使う。
・Why?...
第七の種(トランスフォーメーション思考の種)
偉大な認知(気づき)を探し求める
イノベーションの生涯に打ち勝つ。
第八の種(トランスフォーメーション思考の種)
情熱に火をつける
第九の種(トランスフォーメーション思考の種)
Take Action
新しいアイデアへのコミットメントを獲得する。
チーム・ベースド・イノベーション
- 「私は偉大なアイデアをもっている」
立ち上がって、前の人に近寄りながらこの言葉を発する。目を閉じて自分につぶやく。
ダイヤログやディカッションを行う。
- チームの気づきをもつ
- テコとなるイノベーションスタイル
- イノベーションのためのリーダーシップスキル
戦略的なイノベーション
- イノベーションのために必要な「エンジン」に焦点を当てる
- スループットに焦点を当てることで、アウトプットを得る
イノベーションシステム・アーキテクチャ(構造)
イノベーションシステム・アーキテクチャ(構造)の8つの支柱
- 共有されたイノベーションビジョンと戦略
- イノベーション・エンパイアメント・サポート
- イノベーション・リソース・アロケーション
- イノベーション・プロセス・ネットワーク
- イノベーションプログラム
- イノベーション・スキル・ディベロップメント
- イノベーション・リウォード&リコグニション
- エクスターナル・ステークホルダー・イノベーション
所見
イノベーションのみにフォーカスしていて、組織の全体的なシステム的観点が欠落している印象を受けた。働く人々やチーム、組織のイノベーションを阻害している要因や促進させる要因は、もっと複雑で相互作用している印象があり、それを単純化して提示したモデルというよりは、イノベーションに係わる部分のみに要素分解してモデル化されているという印象だった。


