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ヒューマンバリューは、1992年からASTD国際会議へ視察ツアーを実施しています。本ホームページには、1998年からの参加報告レポートを掲載しています。
あなたは信頼されていますか?
主要トラック:ラーニングの設計とデリバリー
ASTDによるセッション紹介文
オーガニゼーションはポジティブな財務的成果を生むことに奮闘する一方で、人間のスピリットにとっての意義を提供する道を求めています。彼らは次のような質問をしています:我々は自分たちの人々を信頼しているか?彼らは我々を信頼しているか?我々はそれをどうやって知るのか?我々はいかにして競争的行動習慣よりもむしろ協働を奨励できるのか?我々はいかにして破壊的感情に対するポジティブな感情を育成できるか?このセッションで、あなたはトランスフォーメーション的プロセスを話し合い、また自己アウェアネスを増加し、仕事を達成する際に他の人々と開放的にインタラクトする能力を妨げる自己防衛的な行動習慣を減少させる開放性とアカウンタビリティのパワーを個人やオーガニゼーションが発見することを手助けするためのスキルを探訪するでしょう。
概要(参加者の人数など)
8人掛けのテーブルが用意されたセッション会場は、約100人程度集まり、途中退席も見られたが、立ち見も出るほどの人気があった。セッションが終わると、みな口々に「良いセッションだ」と言い合い、和気あいあいとした雰囲気でおわった。 講師は、65歳。25年間セキュリティー・マーケットに関わっていた。1998年に父親を亡くしたのを機に独立し、現在に至る。
内容
ポイント
- 信頼できる人間になるためには何をしたら良いかが理解できる
- 3つのスキルを学び、関係を構築する
- すぐに使える特徴のあるツールを利用する
- 参加者が得た知識や経験を、参加者同士、また職場のチームと共有する
よりよい関係をつくる潤滑油 = 信頼
信頼がないと、その場にWacher(観察者)を生み出してしまう
信頼を生み出す3つのスキル
- コネクション:感情をベースにしたコネクションを創りあげる→ここから信頼が起こる
- リスペクト:違いを認める(resolve)能力
- Authenticity(信頼できること、確実性):真実(Real) VS 振り(Pretend)
コネクションを生み出すワーク
聴き方のレベル
- 無視(Ignore)
- 「あなたは間違っている」と言う:競争、決闘、モノローグ
- 違う話をする
- もっと教えて欲しいんだけど…と具体的に尋ねる
- あなたが言ったことは…伝える
その際に、Feelingとthinkingを分けて伝える
Feeling=body
thinking=mind
ワーク
評価をするのではなく、聞くことを学ぶ。
方法:みんなで20までをカウントする。
順番に1〜20までをカウントし、誰かが一緒にカウントしたら、また1から スタートする。簡単そうに見えるが、練習すると本当に簡単になる!
リスペクトについて学ぶ
ワーク
ペアになり向かい合って、両手のひらをすこし離して合わせて立つ。
・1人がリーダーになり動かす(交代して同じ事をする)
・2人が勝手に動かす→カオスの状態
・2人ともリーダーになって動かす→mutualな状態
防御の姿勢について
約47ある防御の姿勢のサインから、自分がしてしまうサインを選ぶ。
・泣く
・混乱する
・一人にしてくれと言う
・知的に振る舞う
・かわいそうな私…という など
Authenticity(信頼できること、確実性)を体験する
ヒエラルキーも、信頼なしには働かない。
ワーク「リアルで信頼できる VS 振りをしたり、だましたりする」
「何の振りをしている?」という問いはリスキーにもなり得るので、インストラクションに注意が必要。いつでもあなたは「演じる」ことを選択するのをやめることができ、そして、それに参加することに価値がある。
・約8人で円をつくり、右の人が左の人に向かって「何の振りをしているの? What do you pretend? と尋ねる。左の人はそれに答え、右の人は「ありがとう」という。
・次に聞かれた左の人は、自分の左の人に同じ問いを投げかけ、それを3周まわす。
- 弱みをオープンにする
真実を伝え、弱みを隠さない - マネジャーのアクション
「どうなっている?」というのをやめて、「ありがとう」など感謝の気持ちを表現・伝えることが大切である。
所感
ファシリテーターが、席を立った参加者のことについて触れたことが印象的であった。それは、「居なくなった人がいたこと、新しく来た人がいることを認知するのは重要である」ということである。
最後のワークが終わると、参加者同士が口々に御礼を言い合い、同じテーブルでなかった参加者同士も挨拶をしたりすることが普通に感じられるようなうち解けた雰囲気になった。
また、お互いに「何の振りをしている?」というワークは、非常に興味深かった。


