ニーズ・アセスメント
ここでは、1998年5月31日〜6月4日にわたって、米国カリフォルニア州サンフランシスコ市において開催されました『ASTD '98(1998年度ASTD国際会議&EXPO)』で特に話題として取り上げられていた「ニーズアセスメント」についてご紹介したいと思います。
ニーズ・アセスメントとは、パフォーマンスを高めるためにどこに手を打ったらよいかを調査し、的確なパフォーマンス改善への介入やトレーニングを設計するために行うものといえます。
従来のニーズ調査と異なるのは、「トレーニングを実施するために学習ニーズを調べる」という前提に立たずに、「組織のパフォーマンスを高めるためにどこに問題があるのか」を幅広く調査し、それを解決する手段をトレーニングに限定していないことです。
ASTD'98で紹介されたニーズ・アセスメントの方法論を見ると、かなり緻密に構造化されているとはいえ、従来の分析的アプローチの枠組みから抜け切れておらず、新しさは感じられませんでした。しかし現実には、何か問題があるとトレーニングを実施すればなんとかなると考えて、短絡的に取り組んでしまうケースが多いことは否めません。
(1998/7/2)



