用語集

パフォーマンスの測定と評価

HVDリポートVol.1 No.6より

ジェイ・フィリップス(パフォーマンス・コンティニュアム・グループInc.)とカーラ・シャイアマン(パフォーマンス・コンティニュアム・グループInc.)は、経営層や上層部に納得してもらえるトレーニング等のニーズ調査方法として、パフォーマンス(成果・性能)に関する問題分析のプロセスとモデルを紹介しました。

フィリップスとシャイアマンは、パフォーマンス(成果・性能)に関する問題の原因は、スキル、ナレッジ、インセンティブ、環境、モチベーションのどこに原因があるかを調査し、明らかにしないと、トレーニングを実施しても問題解決ができるとは限らないと言っています。
特に環境に原因があるとしたら、環境を改善しない限り、いくらトレーニングをやっても効果は出ません。
フィリップスとシャイアマンが提唱するニーズ・アセスメントは、PSA(現状)とFSA(将来)とのギャップを、インパクト、パフォーマンス、ラーニングごとに明らかにすることと捉えています。

このニーズ・アセスメントでは、ニーズについて「他の人やグループが与えるニーズ(Ascribed Needs)」と「自らが感じ取るニーズ(Felt Needs)」に分けて調査し、そこから「本当のニーズ(Real Needs)」を見つけ出していきます。
ニーズ分析は、インパクト、パフォーマンス、ラーニングの3つのレベルの関係と整合性を見て、現状がどうなっているかと、どうあるべきかのギャップを分析します。

フィリップスは、事前の予備マトリクスを用いてニーズ・アセスメントの方法を明らかにしていくことを勧めています。これによって、問題がどのようなものか、そして求められる改善レベルがどれくらいかが具体的に把握でき、目標設定も可能になると考えています。
さらにパフォーマンス(成果・性能)のレベルを、認識(recognize)→再現(replicate)→変革(Innovate)の3レベルに分けて捉えるようにしています。
学習領域に関しては、知識(Cognitive)、技能(Psychomotor)、態度(Affective)の3つに分けています。

(1998/7/2)


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