
2008年からスタートした「学習する組織づくり」のプラクティショナー養成コースも5年目を迎えました。これまで延べ281名が参加され、実践のコミュニティを形成してまいりました。
2011年3月11日の震災以降、人や組織やコミュニティは「昨日と同じ今日があり、そして明日がある」という秩序と安定のシステムを前提として、これまでのパターンにしたがって生きることができなくなりました。反応的パターンを超え、改めて自分たちが実現したい未来を生成し、そこから一人一人が一歩ずつ踏み出していく時代へと大きなシフトが起きています。
「未来は自分たちが創るもの」という認識が人々の中に生まれつつあるいまこそ、プラクティショナーの私たちは未来を生成し、推進する場を提供することが大きな使命となりつつあります。
そこで、ヒューマンバリューでは、これまで開催してきたプラクティショナー養成コースのうち、変革やイノベーションの場を支援するメソッド類を中心としたコースを2012年上期に集中開催し、多くの方々と共に学ぶ場を用意しました。
お互いが学びあう機会にぜひご参加いただき、コミュニティの絆をさらに強められればと願っております。
本コースは、下記2点を開催の目的としています。
本コースの受講後、修了認定を行います。修了を認定された方は、コース内で使用したスライドや資料類のデータ・コンテンツを活用して、組織変革を推進することができます。
プラクティショナー養成コースでは、コースにより1日~3日間のインタラクション(相互作用)の場、オンサイトでの実践、そして1日ないし半日のリフレクションセッションによる内省と探求というラーニングプロセスを提供させていただいております。
(図はリフレクションセッション1日のイメージです。)

コース受講の2ヵ月後ほどに1日ないし半日のリフレクションセッションを実施し、参加者の取り組みを共有しつつ、さらなる実践と学習へのフォローを行います。
また受講された方々は、プラクティショナーのコミュニティにご参加いただけます。ネット上のIDページでプラクティショナーに関する様々なコンテンツ・情報をご覧いただいたり、不定期に開催されます「プラクティショナーの集い」等にご参加いただき、継続的な相互学習を行っていきます。

ヒューマンバリューは、1995年からMITスローンスクールのピーター・センゲらが提唱する『学習する組織』の考えに基づき、組織変革のアプローチの研究実践活動を行ってきました。また、有効な手法を紹介した書籍を出版し、日本の組織変革の質を向上することを目指して参りました。現在、多くの方々がAI、OST、ワールド・カフェといったポジティブ・アプローチやホールシステム・アプローチ、自己組織化アプローチを実践していらっしゃると思います。
しかしながら、書籍を読んだだけで、こういった手法を実践し、組織変革で高い成果を上げていくことには難しさもあります。そういったことから、より詳細な進め方を紹介して欲しいというご要望を、私どもにお寄せくださる方が増えてきております。
そのようなご要望に応えるため、「プラクティショナー養成コース」を2007年から開催しております。
2012年も、個人や組織、コミュニティに貢献する新たなプラクティショナーの方々とご一緒できればと思っております。