
近年、企業やNPO、行政体などでは、メンバーが全員参加で話し合う重要性が認識され、多人数でのミーティングが開かれるケースが増えています。その場で全員が話し、問題を共有し、新しい知識やビジョン・解決策を生み出していくための様々なファシリテーション技法や話し合いのプロセスが生み出されてきています。
弊社でもAIやOST、フューチャーサーチなどの考え方や方法を国内で先駆けて紹介して参りました。こういった手法を実践するには、ファシリテーターに原理の理解と運用のための高いスキルが要求されます。また、話し合いにかける時間も1日から3日程度は必要となります。
しかし、企業や行政体などでは、数時間でこういった全員参加のオープンな話し合いを行いたいというニーズがあります。また、特別なスキルがなくても、自分たちで効果的な話し合いを行いたいという希望もあるでしょう。そういった要請にぴったりな方法がワールド・カフェです。
ワールド・カフェは、人々がオープンに会話を行い、自由にネットワークを築くことのできる「カフェ」のような空間からナレッジを創発する話し合いの方法です。米国をはじめ、ヨーロッパやアジアに普及し、ビジネスをはじめとして様々な分野で活用されています。最近では、日本においても関心が高まってきました。
ワールド・カフェは、とてもシンプルで誰でも実践できる話し合いの方法ですが、単なる作業や手順として運営すると、うまくいきません。ワールド・カフェは、人々がお互いに尊重し合い、オープンに話をし、お互いに話を聴く空間を創ることが、背景の原理としてあるからです。
そうした原理は、ちょっとした場づくりや提示の仕方、質問のあり方、ファシリテーターの心の姿勢に表れます。それらが参加メンバーに影響を与え、話し合いの相互作用や効果を左右するのです。
最近、ヒューマンバリューにワールド・カフェの進め方を教えて欲しいというご要望を多数お寄せいただいています。そこでこのたび、ヒューマンバリューでは「ワールド・カフェ・プラクティショナー養成コース」を開催することにいたしました。
このコースでは、ワールド・カフェを実際に体験していただきながら、ワールド・カフェの原理とプロセスのあり方を探究していきます。また、具体的に提示の仕方の違いや場づくりの違いが、どのように参加者の姿勢や相互作用に影響を与えていくかも検討していきます。
ご参加をご希望されます方は、practitioner@humanvalue.co.jpまで、メールの件名に「ワールド・カフェ・プラクティショナー養成コース申込み」と明記の上、下記項目をお知らせいただけますようお願い申し上げます。
※ご連絡いただきました方には、お申し込み審査書類をお送りさせていただきます。(お申し込みをお受けできない場合もございますので、ご了承ください。)