取締役主任研究員
川口 大輔 Daisuke Kawaguchi
早稲田大学大学院理工学研究科(生体機械工学専攻)を修了。
外資系企業を経て、株式会社ヒューマンバリュー入社。「学習する組織」の思想をベースにした組織開発の支援やエンプロイー・エクスペリエンスの創造に取り組む。
特に近年は、企業・行政体にて全社的なマインドセットやカルチャーの変革、リーダーシップ開発や組織イノベーション、エンゲージメントの向上のプロジェクトに従事し、人・事業・社会の価値創造に貢献している。
システム思考、ポジティブ・アプローチ、パフォーマンス・マネジメントなど、幅広いテーマに関する調査・研究・実践を行いながら、HRや組織変革の国内外の動向に関して発信を行っている。
学生時代に、人工心臓弁のリサーチに励む傍ら、環境教育NPOのボランティア・スタッフを務める機会に恵まれました。特にミクロネシア・ヤップ島で暮らすプロジェクトへの参加では、生態系(システム)や文化(カルチャー)から得られる洞察に大きなインパクトを受け、それ以来、「豊かさとは何か」「人が学ぶとはどういうことか」といった問いが生涯の探求テーマとなっています。
ヒューマンバリューの仕事の中では、あらかじめ正解をもつことを手放し、クライアントが真に実現したい価値に寄り添い、変革の物語を紡ぎながら、共に成長・価値創造できることを信条にしています。
出版物
- 『ワールド・カフェ~カフェ的会話が未来を創る~』(共訳) (ヒューマンバリュー出版)
- 『組織開発の基本~組織を変革するための基本的理論と実践法の体系的ガイド~』 (ヒューマンバリュー出版)
- 『脳科学が明らかにする大人の学習』(共訳) (ヒューマンバリュー出版)
- 『時代遅れの人事評価制度を刷新する~そのパフォーマンス・マネジメントは価値を生み出していますか』(共訳) (ヒューマンバリュー出版)
執筆記事・レポート
- 全国信用組合中央協会機関紙「しんくみ」連載コラム 今日から始める「いきいき職場」づくり (2016年4月~2016年9月)全6回
- Web労政時報HRウォッチャーコラム (2014年10月~2015年3月)全12回
- アプリシエイティブ・インクワイアリー~一人ひとりの想いと対話から始まるまちづくりの実践~ (「自治体2.0~自治体イノベーションガイドブック」公職研 2013年7月号増刊掲載)
- 職場のコミュニケーション活性化する~実例により対話の促進ツールや手法の活用を考える~ (「人事実務」産労総合研究所 2013年6月号掲載)
- 「ASTD2010」で見受けられたラーニングのパラダイム・シフト (「企業と人材」産労総合研究所 2010年8月5日号掲載)
- シナリオプランニング~自分たちの未来を描き、創造するプランニング技法~ (「企業と人材」産労総合研究所 2009年9月5日号掲載)
- ダイアログ~探求を深め、新たな価値を生成する話し合いのあり方~ (「企業と人材」産労総合研究所 2009年8月5日号掲載)
- アジアのHRD事情~The Asia HRD Congress 2009のコンファレンス・レポート~ (「企業と人材」産労総合研究所 2009年7月5日号掲載)
- フューチャーサーチ~利害を越えた対話から、皆が望む未来を創り出すファシリテーション手法~ (「企業と人材」産労総合研究所 2009年6月5日号掲載)
- 市民参加の事例から「参画」のあり方について考える ~ (「企業と人材」産労総合研究所 2009年5月5日号掲載)
- コンファレンス・レポート~ Systems Thinking in Action システムシンキング・イン・アクション ~ (「企業と人材」産労総合研究所 2009年2月5日号掲載)
- ファシリテーターのBe(あり方)~海外の優れたファシリテーターから学ぶ姿勢・信念~ (「企業と人材」産労総合研究所 2008年12月5日号掲載)
- 組織変革におけるストーリーテリングの可能性 (「企業と人材」産労総合研究所 2008年11月5日号掲載)
- eラーニング2.0時代の到来~新たな学習のあり方の模索~ (「企業と人材」産労総合研究所 2008年9月5日号掲載)
- 学習する風土をつくる~組織をシステム(生態系)として捉えた仕組み・制度づくり~ (「企業と人材」産労総合研究所 2008年6月5日号掲載)
- 人々の主体性と創造性を高める話し合い「ワールド・カフェ」 (「企業と人材」産労総合研究所 2008年5月5日号掲載)
- ラーニング・オーガニゼーションの米国最新事情 (「人材教育」日本能率協会 2005年1月号掲載)