オープンアップ・ザ・ドア 〜新たなステージで自分らしく生きるために〜 トライアルコース

本コースは、育休明けや昇格等、人生やキャリアの大きな変化に直面し、日々の働き方や生活のあり方に違和感を感じていたり、この機会に自分をもっと成長させたいと思っている方を対象にしたコースです。
自分の状況の変化に適応して、自分で納得できる働き方や暮らし方を生み出していく「変容する力」を養います。
これまで、社内で本コースを開発して参りましたが、コースの質をさらに高めるためには、トライアルを実施し、現場の方と一緒に創りあげていくプロセスが必要です。

コースを開発した意図・背景

現在日本は、少子化による労働人口の減少、社会で活躍する女性の少なさ、雇用形態の多様化、働く人々の価値観の変化に遭遇しています。こういった環境の中で、今、企業に求められるのは、1人ひとりの状況に合った働き方や価値観を受け止め、それを生かし、社員がキャリアアップし続ける環境を整備することです。
それを実現するには、社員同士がお互いの状況や価値観の違いを認め合い、協力し合っていく風土をつくっていく必要があります。

そのレバレッジとなるのが、当事者本人の主体的な取り組みです。
従来、働く人は、キャリアや人生の大きな変化に直面したとき、新しい扉を開けずに、そこに留まり、あきらめてしまう傾向がありました。いま、働く人は、人生の幾重の扉を開け続け、歩んでいくようになりました。

では、このように変化に直面した当事者本人が、主体的に人生の扉を開け続けていくために必要となる力はなんでしょうか。

働く人にもってもらいたい力

私たちは、いろいろなシステムの中で様々なものに支えられ(依存し合って)、生きています。それは、人々とのつながり、信頼、協力、あるいは様々な習慣や行動の仕方などです。

ところが、結婚する、子どもができる、介護をする、部下ができる等、人生の大きな変化に直面すると、今まで自分を囲み、支えてくれていた、人々とのつながり、あるいは様々な習慣や行動の仕方といったシステムは一度壊れてしまいます。
そのため、日々の中で違和感を感じたり、自分や周囲がイメージする理想像や過去の自分とのギャップに悩んだりすることもあるかもしれません。

このような人生の大きな変化に直面したときに大切なのは、新しい状況に合ったシステムをもう一度デザインし、自分の納得できる働き方や暮らし方を生み出していく力(変容する力)を身につけることです。

本コースは、このような力を高めることを目的とします。

本コース終了時に期待される状態

・状況に不満をもっても周囲のせいにせず、納得できる状況になるまで諦めずに行動できる
・より、いきいきと主体的に働き、力を発揮できる
・周囲のシステムを意識するようになり、1人だけで頑張ろうとすることをやめる
・振り返りを大切にし、進化していく実感をもちながら行動できる
・次の「キャリアや人生の大きな変化」に直面したとき、同じように、自身で主体的に環境に働き掛け、諦めずに行動し続けることができる
・同じようにキャリアや人生の大きな変化に直面した周囲の人を支援する力が高まる

実施概要

対象者

今回はトライアルのため、キャリアや人生の大きな変化の中でも特に、

「出産後に職場復帰し、仕事や育児を含めた新たな環境への適応を模索している方」を対象とします。
※同業の方は、本コースへの参加をご遠慮いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

プログラム概要 (予定)

日程

全6回(各回150分)で、2週間に1回程度開催(約2カ月半)
・第1回 2015年 1月19日(月)9:30~12:00
・第2回 2015年 2月 2日(月)9:30~12:00
・第3回 2015年 2月18日(水)9:30~12:00
・第4回 2015年 3月 2日(月)9:30~12:00
・第5回 2015年 3月16日(月)9:30~12:00
・第6回 2015年 3月30日(月)9:30~12:00

定員

12名

開催場所

株式会社ヒューマンバリュー 半蔵門オフィス(半蔵門線半蔵門駅より徒歩3分)

ナビゲータ

高橋尚子、佐野有香

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