カンファレンスレポート

ヒューマンバリューは、1992年からATD(旧ASTD)国際会議へ視察ツアーを派遣するなど、海外の様々なカンファレンスに参加しています。ここでは、1998年からの参加報告レポートが閲覧できます。人材開発・組織開発に関して過去にどのような議論があったのかをご覧いただけます。

2024.09.20カンファレンスレポート

バーンアウト(燃え尽き症候群)の時代に働く人々の経験的価値とどう向き合うのか?「Elevating the Employee Experience Conference 2024」参加を通しての気づきと議論の共有

2024年5月2日〜3日にかけて、Human Capital Institute(HCI)主催のElevating the Employee Experience Conference 2024が開催されました。HCIは、人的資本・タレントマネジメントに関する研究機関として、エンゲージメントやD&Iなど幅広いテーマのカンファレンスを開催しており、ヒューマンバリューもこれまでに何度か参加し、さまざまな議論に触れてきました。

今回は、Employee Experience(エンプロイー・エクスペリエンス)をテーマに、リアル(米国コロラド州デンバーの会場)とバーチャルのハイブリッドでカンファレンスが開催されました。本レポートでは、ヒューマンバリューからバーチャル参加した市村・鬼頭から、そこでの議論の様子や得られた気づきをダイジェストで紹介し、働く人々の経験価値とどう向き合うのかを考えるきっかけにしていただければと思います。

2024.08.28インサイトレポート

【Rethink -組織開発を再考する対話会 実施レポート】第4回:OSTの体験から、自律分散・自己組織化型の変革を考える

【Rethink:組織開発を再考する対話会】の第4回目を、2024年7月9日(火)にオンラインで実施しました。今回のテーマは、「OSTの体験から、自律分散・自己組織化型の変革を考える」でした。本レポートでは、対話会当日の様子や参加者の皆さま同士の対話から生まれた気づきをご紹介できればと思います。

2024.06.28ATD(The Association for Talent Development)

ATD24インサイトレポート〜人と組織に起きているリアリティと向き合い、タレント開発の役割を革新する〜

2024.05.13ATD(The Association for Talent Development)

ATD24事前レポート〜セッション概要から見るLearning & Developmentの探求マップ〜

ATD International Conference & EXPO(ATD-ICE)は、ATD(Association for Talent & Development)が主催する世界最大規模のタレント開発に関するカンファレンスです。2024年は、5月19〜22日に米国ニューオーリンズでの開催が予定されています。

本カンファレンスでは、先駆的企業や教育機関・行政体のリーダーたちが世界中から集い、現在直面している諸問題にどのように取り組んでいるかを企業や国の枠を超えて学び合います。

ヒューマンバリューでは、約30年にわたってATD-ICEにデリゲーションを行い続け、世界における人材開発の最新動向を探求してきましたが、新型コロナウイルスの影響を受けて、2020〜2022年の3年間は現地参加を見合わせていました。昨年は3年ぶりにサンディエゴでのカンファレンスに参加しましたが、渡航制限がなくなり、ATDも活気を取り戻し、ポスト・コロナにおけるL&D(Learning & Development)のあり方が、多面的に議論される会となりました。

今年はさらに実践的な探求が行われる年になると考えられます。ATDの公式ホームページ上では、今年開催予定の300を超えるセッションの概要が紹介されていますが、それらを一望すると、グローバルのL&Dが今向き合っている課題やテーマが、縮図のように浮かび上がってきます。

そこで本稿では、ATD 24の事前レポートとして、各トラックでどのようなセッションが行われるのか、その概要や見どころを紹介することで、L&Dの探求の視点を得るマップを提示してみたいと思います。

2024.02.08インサイトレポート

【Rethink -組織開発を再考する対話会 実施レポート】第3回:人間性を回復し、ソーシャル・キャピタルを育むワールド・カフェの可能性

【Rethink:組織開発を再考する対話会】の第3回目を、2024年1月18日(木)にオンラインで実施しました。今回のテーマは、「人間性を回復し、ソーシャル・キャピタルを育むワールド・カフェの可能性」でした。本レポートでは、対話会当日の様子や参加者の皆さま同士の対話から生まれた気づきをご紹介できればと思います。

2023.12.25GROW THE PIE

アレックス・エドマンズ教授と語る「利益と社会価値の両立」

2023年12月、『GROW THE PIE』の著者でロンドン・ビジネス・スクールのアレックス・エドマンズ教授が来日され、ビジネスを通して社会価値の創出に貢献しようとする企業のリーダーの皆さんとの対話会が、ヒューマンバリューにて行われました。
本レポートでは、その対話会の様子や内容を簡単にご紹介いたします。

2023.11.01GROW THE PIE

『GROW THE PIE』出版記念フォーラム 実施レポート

本レポートでは、2023年8月24日に開催された『GROW THE PIE』出版記念フォーラム ―パーパスと利益の二項対立を超えて、持続可能な経済・経営を実現する―の内容をダイジェストで紹介するとともに、当日の動画を配信しています。企業の実践家、投資家、アカデミアを交えたサステナビリティや社会価値創造の議論の様子をぜひご参照ください。

2023.06.28ATD(The Association for Talent Development)

ATD23インサイトレポート〜タレント開発のあり方をRethinkする〜

2023年5月21日(日)~24日(水)に、米国サンディエゴ・コンベンション・センターにて、ATDインターナショナルカンファレンス&エキスポ(ATD23)が開催されました。本レポートでは、現地でのカンファレンスに参加したメンバー5名が、それぞれの視点で、セッションを通じて感じたタレント開発の潮流や傾向、得られたインサイトを紹介していきます。

2023.06.14インサイトレポート

【Rethink -組織開発を再考する対話会 実施レポート】第2回:不確実性の時代にアプリシエイティブ・インクワイアリーが拓く可能性

【Rethink:組織開発を再考する対話会】の第2回目を、2023年6月6日(火)にオンラインで実施いたしました。第2回目のテーマは、「不確実性の時代にアプリシエイティブ・インクワイアリーが拓く可能性」でした。こちらでは、対話会当日の様子や参加者の皆さま同士の対話から生まれた気づきを実施レポートとしてご紹介できればと思います。

2023.05.16ATD(The Association for Talent Development)

ATD23事前レポート〜セッション概要から見るポスト・パンデミックにおける人材開発のテーマ〜

株式会社ヒューマンバリュー 取締役主任研究員 川口 大輔
主任研究員 霜山 元

ATD International Conference & EXPO(ATD-ICE)は、ATD(Association for Talent & Development)が主催する世界最大規模のタレント開発に関するカンファレンスです。2023年は、5月21〜24日に米国サンディエゴでの開催が予定されています。

本カンファレンスでは、世界中から集う先駆的企業や教育機関・行政体のリーダーたちが、現在直面している諸問題にどのように取り組んでいるかを企業や国の枠を越えて学び合います。

ヒューマンバリューでは、約30年に渡ってATD-ICEにデリゲーションを行い続け、世界における人材開発の最新動向を探求してきましたが、新型コロナウイルスの影響を受けて、この3年間は現地参加を見合わせていました。今年は渡航制限がなくなったことも受け、3年ぶりに5名のメンバーがサンディエゴに赴いて、カンファレンスに参加することになりました。

カンファレンスでは、300を超えるセッションが開催されますが、公式ホームページ上に各セッションの概要が公開されています。あらためてセッション概要を眺めてみると、3年前とは異なるキーワードが散見され、学習のパラダイムがシフトしてきていることがうかがえます。

ここでは、ATD23の開催を間近に控えて、セッションの見所を紹介するとともに、ポスト・パンデミックにおいて、どんなテーマが議論されようとしているのかを、事前レポートとして共有してみたいと思います。