株式会社ヒューマンバリュー 主任研究員 川口 大輔
システム思考は、複雑な問題の本質を理解し、長期的な視野から変革やイノベーションを生み出していく考え方であり、社会課題にあふれた現代に生きる私たちに必須の思考法です。
ヒューマンバリューでは、これまで長年にわたりビジネスパーソンに対してシステム思考を広げる取り組みを行い続けてきましたが、今回、東京都立日比谷高等学校の生徒19名に対して、システム思考を学習する場を提供する機会に恵まれました。
本レポートでは、その場から得られた気づきやインサイトを振り返りながら、未来を担う次世代リーダーが、若いうちからシステム思考に触れ、意図的に高めていくことの意義や可能性について考えてみたいと思います。