自分に立ち戻り、組織にエンゲージする脱境界の体験プログラム
〜人も成果も大切にしたい組織のための〜
- 2026年10月頃〜2027年2月頃
※ 2026年10月21日(水)〜 10月23日(金)に合宿を実施します
今、組織に求められているのは、既存の枠組みの中で早く・正しくアウトプットする人材の育成ではなく、個人が自らの価値観やありたい姿に自覚的になるための「枠組みの変容」支援です。この「支援」が意味するのは、メンバーが仕事や役割の中だけで自らを捉えるのではなく、一人の人としての全体性(アイデンティティ)を取り戻すことで、仕事のなかに人生の自己実現を見いだせるような、より個人の自律を育んでいく支援です。本プログラムでは、個人と組織の自律をテーマに、人も成果も、両方を手放さずに価値を生み出していくチャレンジを支援していきます。
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実施期間 および 実施方法 |
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| 参加費用 |
参加メンバー一人につき165,000円(税抜価格150,000円)
※合宿費用(宿泊費・食費・地域体験費等)は別途必要です。施設貸切のため、参加人数によりお一人あたり5〜8万円程度を予定しています。 |
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伴走 |
研究員 佐野シヴァリエ 有香・保坂 光子 |
| 問い合わせ先 | 本プログラムについてご不明な点は、以下のメールアドレスにお問い合わせください info@humanvalue.co.jp |
「脱境界の体験」を通じて、個人の中に起こること
私たちは、自らの役割や所属組織といった枠組みから一旦距離をおき、自分自身に立ち戻ることで、初めて「自分とは何者か」「自分が人生を通して大切にしたいことは何か」と深く向き合うことができるようになります。
仕事の中で探求する目的意識は、組織のパーパスや枠組みに引っ張られがちです。「脱境界の体験」では、仕事だけでなくプライベートも含めた「一人の人間としての全体性」を大切にすることで、まずは自分自身の人生の目的意識と向き合うところから始めます。そうして見えてきた人生の目的意識は、やがて仕事の目的意識とも重なり合い、人生と仕事、双方の自己実現が融合していくのです。
また、内面の境界が揺らぐことで、自分を取り巻く周囲の人や環境との関係性にも気づきやすくなり、自らが実現していきたいと願う生き方・周囲との関わり方に向けて、自らの環境を整えていく力を高めることにもつながります。
こうした「脱境界の体験」は、自分自身が無意識にもっていた「当たり前」を問い直し、これから社会とどう関わり、仕事を通してどんな価値を生み出したいのかを、あらためて明らかにしていく契機となるため、個人がより自律的に組織と関わる(エンゲージメントを高める)ことにもつながっていきます。
「脱境界の体験」を通じて、組織の中に起こること
個人が自律し、自らの価値観や大切にしたいことに自覚的になることは、組織から離れていくことのように見えるかもしれません。しかし実際には、個人が主体的な意思をもって組織を選び続けることを可能にし、組織と個人が共に成長し、貢献しあう関係―双方向のエンゲージメントを育んでいく、最も効果的な道筋と言えるかもしれません。
これまで多くの組織は、魅力的な条件や環境を「与える」ことで、個人の求心力を保とうとしてきました。しかし、それだけでは、個人の受動的な適応を促すにとどまり、組織の変化や進化にはつながりにくいという側面もあります。自律した個人が主体的に組織と関わることで、組織は、個人からの働きかけによって共に変化していく、しなやかで有機的な関係を築くことができるようになります。
こうした関係性は、燃え尽きや静かな退職、仕事と生活の分断といったリスクを防ぐだけでなく、個人が自らの目的のために仕事を創り出し、組織や役割そのものを進化させていく力にもつながっていきます。個人の人生の充実と、組織の成長。この両立を目指す場として、私たちは「脱境界の体験」を企画しています。
取り組みの特徴
「脱境界の体験」は、いくつかの工夫によって、参加者の揺らぎと変容を支えています。
−答えや目的をもたないことで、揺らぎ続ける
私たちは普段、ゴールを定め、それに見合ったアウトプットを生み出すことに慣れ親しんでいます。しかし、決められたゴールに帳尻を合わせようとすることで、枠組みが広がらず、期待を超える気づきには結びつきづらくなるという側面もあります。本プログラムには、決まったタイムスケジュールやワークはありません。答えや目的をもたない曖昧さに耐え続けたときに初めて、自分の本当の意思や――これだけは譲れないという反意思に、向き合うことができるからです。
−心理的安全性と揺らぎを支える専門家の存在
目的やスケジュールを手放して過ごす時間は、想像以上にエネルギーを使うものです。意識的にも無意識的にも不安や恐れを感じやすくなるプロセスを歩み続けるためには、揺らぎや変容を支える場をつくり、仲間として伴走し続ける専門家の存在が欠かせません。
−普段の職場や生活から離れ、自らを取り巻くシステムを感じる
日常のノイズをできるだけ減らした環境に身を置くことも、大切な要素です。役割や組織から距離をおき、自分自身に立ち戻るための時間と場を、合宿という形で用意しています。
−送り出しメンバーの伴走
合宿に参加するメンバーの変化を、職場の中から支えるのが「送り出しメンバー」です。送り出しメンバー自身は合宿には参加しませんが、前後で他社の送り出しメンバーと、参加メンバーや組織の変化を支援することについて対話する機会をもちます。
個人の変化は、職場に戻った瞬間から――わかりやすい成果を過度に求められたり、探求し続けるための余白が与えられなかったりすることで、失われてしまうことも少なくありません。送り出しメンバーは、こうした職場での環境調整を担うことで、個人の変化が定着し、育まれていく土壌をつくります。
同時に、送り出しメンバーの存在は、個人の変化を組織にとっての変化へとつなげていく、いわば「橋渡し」の役割も担っています。参加メンバー個人の変容だけで終わらせず、その変化を職場やチームへ波及させていくきっかけをつくり、働きかけていくことで、組織自体が変わっていく機会にもなります。「脱境界の体験」が、個人の一時的な体験に留まらず、組織にとっての持続的な変容の機会となるのは、この送り出しメンバーという仕組みがあるからこそだといえます。

参考記事:株式会社きたもっく様
https://kitamoc.com/press100/archives/9372
■参加を検討される方向け資料
https://www.humanvalue.co.jp/wp-content/uploads/2025/08/e4907599984c244472ce66afa9f41515-1.pdf
■送り出しをする組織向け資料
https://www.humanvalue.co.jp/wp-content/uploads/2025/08/9d5fcf67ab3bb6e868938605774626bb.pdf
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伴走メンバー紹介
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研究員 佐野シヴァリエ 有香
英国立マンチェスター大学国際開発学部修士課程修了。
人が働くということ、人々が集い働くということの意味に関心をもち、ヒューマンバリューでの仕事に取り組んでいる。働く人々がその人らしく周囲と関わり、チームとともに価値を生み出していくプロセスの支援が、その中心にある。
また、ソーシャルワーカー(社会福祉士)としての実践も並行して行っており、福祉・現場支援の視点を組織開発の仕事に活かしている。両分野を横断することで、企業活動が社会に対してより良い循環を生み出していけるような取り組みを続けている。

研究員 保坂 光子
人材開発や組織開発の支援に関連する様々なテーマを通して人や組織、社会に関わりながら、「多様な存在が共に生きる中で生み出される変化や成長、それらを相互作用から育む場やプロセス」についてのリサーチや実践を重ねている。
最近の取り組みテーマは、人材開発や制度運用を軸とした企業文化醸成、人や組織の変化や成長を支えるプロセス・ガーデニングの実践探求、アジャイルな組織文化を生み出すプロセスの実践研究、個人・企業・地域社会に三方良しの価値を生み出す地域価値創造やワーケーション推進など、社会全体に価値が広がる取り組みを志向している。
