「メンバーの主体性がない」
「会議が形骸化していて、新しいアイデアが生まれない」
「良かれと思って働きかけても、人が動かない」
組織の中で起きるこうした出来事を、私たちはつい「個人の能力や意欲の問題」として捉えてしまいがちです。しかし、人は常に周囲の環境や関係性と影響を与え合いながら生きています。この前提に立てば、必要なのは「人を変えること」ではなく、「人を取り巻く環境や関係性への働きかけ」ではないでしょうか。
本セミナーシリーズでは、この「環境に働きかける」という視点を手がかりに、人と組織の可能性について皆さんと探究します。
第1回(6/8)では、「ヒューマンバリュー(人間の価値)を大切にするための判断軸」をテーマに「人か利益か」ではなく、「人も利益も」という理想を実現していくために、どのような判断軸をもって働きかけを行っていけると良いのかを、参加者の皆さまと一緒に探求を行いました。
今回開催するセミナー第2回・第3回は「実際の働きかけ」を扱うため、同日に開催(8/27)します。人間の価値を大切にしながら、実際の働きかけを行う際の判断軸を具体的に検討する機会として位置づけ、「人や組織の変化・成長が生まれやすい環境や状況」をどのようにつくっていくのかを検討していきます。
第2回では、ヒューマンバリュー(人間の価値)を土台として、人や組織にどのように働きかけていったら良いのかについて、探求していきます。複雑性の高い目の前の状況を、場・プロセス・コンテンツの視点から捉え直す「プロセス・ガーデニング」の考え方を用いながら、状況を見立て、介入する際の判断軸を検討します。
続く第3回では、ヒューマンバリュー(人間の価値)を土台として、個人と組織の自律的な関係性をどのように育んでいくと良いのかについて、探求していきます。近年ヒューマンバリューで取り組んでいる「脱境界」の考え方を用いて、個人の自律が育まれやすい環境とはどんなものなのか、組織としてそれを支援するとはどういうことなのかについての視点と判断軸を検討します。