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TechLearn 2001について

TechLearnとは、学習とテクノロジーを専門とするシンクタンクのMasie Centerの主催で1998年度より開催されている。同時期に開催されるOnlineLearning、TechKnowledgeと並んでEラーニングをテーマとした全米でも最大規模のカンファレンスである。そこでは、世界中の企業や大学などの学習、訓練、組織開発の専門家が、事例紹介やパネルディスカッションを通して、現在職場で直面している多くの問題を互いにシェアし、活発な議論が繰り広げられている。今年で4年目を迎えるTechLearn2001の概要を本報告書にて紹介することにより、現在欧米のEラーニング最前線で、どのようなことが議論の対象となっているかを明らかにしたい。

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議論に沸くTechLearn2001の参加者たちの光景

TechLearn2001は、2001年10月28日~10月31日の期間、米国フロリダ州オーランド市ウォルト・ディズニー・ワールド内のコロナド・スプリング・リゾートにおいて開催された。本年度は25カ国から約1600人の参加者があり、280を超えるセッションとワークショップが行われた。例年参加者数は3000人を超えていたものの、今年は9月11日に起きたテロの影響から、半分以下になっており、セッションの中でもテロについて言及されることが多かった。

TechLearnの特徴としては、EXPOでのベンダーによるブース展示会がないことが挙げられる。(EラーニングベンダーのPRは、主に参加者にカタログやCD-ROMが詰められたスーツケースの配布、及びPRセッションを行うことで行われた)カンファレンスの焦点は純粋に、組織が学習の手段としてEラーニングに取り組む上で抱える様々な問題に対する議論に当てられ、セッションの中でも、参加者どうしがテーブルを囲んでディスカッションをするという形式をとるものが目立った。また基調講演も基本的にはインタビューもしくはパネル・ディスカッション形式で行われ、参加者とともに課題に取り組んでいこうとする主催者側の意図がうかがえた。その意味で、特に企業の人事あるいは能力開発担当者にとって非常に有意義な4日間になったように思える。

私たちは人・組織・社会によりそいながらより良い社会を実現するための研究活動、人や企業文化の変革支援を行っています。