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TechLearn 2002について

TechLearn2002は、2002年10月28日~10月31日の期間、米国フロリダ州オーランド市ウォルト・ディズニー・ワールド内のコロナド・スプリング・リゾートにおいて開催された。本年度は37カ国から約1700人の参加者が、200を超えるセッションとワークショップに参加した。今年で5年目を迎えるTechLearn2002への参加を通して、現在欧米のEラーニング最前線で、どのようなことが議論の対象となっているか、ここにその概要を報告する。

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TechLearnとは、Online Learningと並んで全米でも最大規模のEラーニングをテーマとしたカンファレンスであり、学習とテクノロジーを専門とするシンクタンクのMasie Centerの主催で1998年度より開催されている。

同カンファレンスは、世界中の企業や大学などの学習、訓練、組織開発の専門家が、事例紹介やダイアログを通して、現在職場で直面している多くの問題を互いにシェアし、活発な議論を行う場として、特にEラーニングのユーザー層を中心に広く認知されている。
(Online LearningがEXPOを大々的に行うなど、特にEラーニングのベンダーの視点に重点を置いたカンファレンスであるのに対し、TechLearnでは、主にユーザーが、Eラーニングを自社で展開する際に必要なナレッジのシェア、生成に焦点が当てられている)

TechLearn2002の参加者たち

私たちは人・組織・社会によりそいながらより良い社会を実現するための研究活動、人や企業文化の変革支援を行っています。

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