インサイトレポート

そのときどきのトピックについて、ヒューマンバリューのメンバーがまとめた雑誌掲載記事などの考察をご覧いただけます。

2026.04.09インサイトレポート

【ヒューマンバリュー40周年記念対談企画】成功は、関係性から始まる 〜ダニエル・キム博士とたどる「成功の循環」の軌跡〜

関係の質、思考の質、行動の質、結果の質――。 これらの要素の循環として成功を捉える 「Core Theory of Success(成功の循環)」 は、MIT組織学習センターの共同創始者である ダニエル・キム博士 によって提唱されました。 ※「成功の循環」モデルについてはこちら このモデルは、日本において幅広く普及し、現在では多くの組織における組織開発のベースとなる考え方として活用されています。 ヒューマンバリュー創立40周年という節目にあたり、今回私たちは、モデルの提唱者であるダニエル・キム博士をお迎えし、オンラインによる対談を行いました。 キム博士のバックグラウンドや問題意識から、「成功の循環」はどのように生まれてきたのか。さらに、日本での取り組みに対する印象、そしてこれからの社会や組織において、この考え方がどのような可能性を持ちうるのかについて、オープンに語っていただいています。 対談のお相手は、ヒューマンバリューの川口と霜山が務めます。

2026.03.12インサイトレポート

社員サーベイはなぜ組織の変革につながらないのか?<第2回>:組織を探求し、自律的な変革を促す「対話型のサーベイ活用」の取り組み

前回のコラムでは、企業が陥りがちな「社員サーベイが組織の変革につながらない」という悩みについて、その背景や要因を紹介しました。 第2回の本コラムでは、その解決策として「対話型のサーベイ活用」のポイントをご紹介します。社員サーベイを「評価・診断」と捉えず、現場が実現したい状態に向けて、自ら現状の組織を探求し、変革の打ち手を生み出せるような生成的な対話を促していくアプローチです。

2026.03.12インサイトレポート

次世代経営者養成とは何か〜マネジャー育成の延長では育たない「経営の視座」をどう育むのか〜

事業環境の不確実性が高まり、経営の意思決定が企業の内側にとどまらず、社会や未来にまで影響を及ぼす時代になっています。こうした変化の中で、あらためて「次世代経営者をどのように育てていくのか」という問いが、多くの企業にとって重要なテーマとして浮かび上がってきています。 一方で、実際の取り組みを見渡すと、次世代経営者養成がマネジャー育成の延長線上で設計されていたり、スキルや知識の獲得に重点が置かれていたりするケースも少なくありません。「望ましい経営者像」を示し、それに近づけようとする育成のあり方も、いまだ多く見られます。 その結果、優秀なマネジャーは育っても、不確実性や葛藤を引き受けながら意思決定を行い、組織や社会に影響を与えていく──そうした「経営の視座」を担う人材が、十分に育ちきらないというギャップが生じているように感じられます。 本レポートでは、こうした問題意識を出発点に、 「経営者はどのように育つのか」 「マネジャー育成と経営者養成は、何が決定的に異なるのか」 といった問いを、私たちヒューマンバリューがこれまで関わってきた実践と思想をもとに捉え直していきます。 次世代経営者養成を、単なる後継者づくりや研修設計の問題としてではなく、経営の視座をいかに育むかという、より本質的な営みとして考えるための一助となれば幸いです。 <目次> 1. なぜ今、次世代経営者養成への関心が高まっているのか 2. 経営者育成は、マネジャー育成の延長ではない 3. 「視座の転換」はどのようにして可能になるのか ― リーダーシップ・ジャーニーという考え方 4. 視座の転換を支える7つの条件 ― リーダーシップ・ジャーニーの構造 5. 次世代経営者養成に取り組んだ企業の事例

2026.02.24GROW THE PIEトーク

GROW THE PIEトーク #4 レポート&アーカイブ配信

ヒューマンバリューでは、書籍『GROW THE PIE』の発刊を契機に、「パーパスと利益を両立し、社会に価値を生み出し続ける経営・組織のあり方」を探求・発信しています。 本イベント「GROW THE PIEトーク」はその一環として始まったシリーズ。毎回ゲストを迎え、サステナビリティ、パーパス経営、組織変革などをテーマに、事例を交えたクロストークを展開していきます。

2026.02.20インサイトレポート

「株主vs社員」を超える鍵:『GROW THE PIE』が示す成長投資の道筋 ~ 人への投資をパイの拡大に繋げる3つの原則 ~

主任研究員 霜山 元 「株主還元の拡大」と「従業員への還元」は、しばしば綱引きのように語られます。しかし本当に、両者はゼロサム(奪い合い)の関係なのでしょうか。2026年2月の日本経済新聞の連載「資本騒乱」では、株主還元と労働分配を単純な対立軸として捉えることへの疑義や、賃上げ・投資・還元が同時に進む企業の増加、さらには「付加価値を誰がどう分けるか」を可視化する試みが紹介されていました。 その流れの中で、私たちが翻訳・出版に携わったアレックス・エドマンズ著『GROW THE PIE』の考え方にも触れられていました。本稿では、記事の問題提起を受け止めつつ、「人への投資」を“良いことだから”で終わらせないための規律として、『GROW THE PIE』が示す視点を整理します。

2026.02.12インサイトレポート

【特別公開】世界の先駆者と共に問い直す「人間の価値」〜40周年に寄せられたメッセージ〜

株式会社ヒューマンバリューは、2025年に設立40周年を迎えました。 私たちはこの40年間、世界中の実践者や研究者の方々と手を取り合い、そしてご縁をいただいた皆さまと共に、「人間の価値」をいかに見出し、高めていくかという探求と実践に取り組んでまいりました。 この大きな節目に、あらためて「人間の価値」の本質を問い直す私たちの試みに対し、長年歩みを共にしてきた大切なパートナーの皆様から、心温まるビデオメッセージをいただきました。 40年の歩みを支えてくださった皆様へ、そしてこれからの未来を共に創る皆様へ。 この貴重なメッセージが、日々の実践を照らす光となることを願って公開いたします。

2026.02.05インサイトレポート

社員サーベイはなぜ組織の変革につながらないのか?<第1回>:組織変革にサーベイ結果を活かしきれない理由

現在、多くの企業が働く人々の思いや考えを聞く、様々なサーベイに取り組まれています。 具体的には従業員満足度調査やエンゲージメントサーベイ、360度サーベイなど目的や位置付けは異なりますが、そういったサーベイが組織や人の変革につながらないという声が聞かれます。 本連載では、社員サーベイがなぜ組織の変革につながらないのかを探りながら、組織にいる人たち自身が、サーベイを活用して組織で起きていることを探求し、変革の種を生み出していくための考え方や実践を紹介していきます。 第1回となる本コラムでは、サーベイ活用がうまくいかない背景や要因について整理していきます。

2026.02.03インサイトレポート

システム思考とは
〜対症療法から抜け出し、“構造を変える力”を育む〜

複雑な課題に直面したとき、私たちはつい目の前の問題に反応し、対症療法的な解決策を繰り返してしまいがちです。 しかし、本当の変化を生み出すには、問題を生み出している構造そのものを見極め、働きかけることが欠かせません。 「システム思考(システムシンキング)」は、表面的な出来事の背後にあるつながりや因果のループを読み解き、「レバレッジ(手の打ちどころ)」を見出していくための構造的アプローチです。 本記事では、システム思考の基本概念や代表的な事例を解説し、日々の業務や組織課題に活かすための実践的なヒントを紹介します。経営・人事・現場リーダー、そして探究型プロジェクトを進める実務家の方々が、今日から使える「構造を見る視点」として参考にしていただければと思います。

2026.01.08インサイトレポート

ヒューマンバリュー40周年に寄せて〜波の向こうに構造を見た日〜

本コラムは、ヒューマンバリュー創立40周年を機に、執筆者(川口)がこれまでの歩みと探究をふり返りながら、組織開発の原点と未来への思いをまとめたものです。個人的なまなざしを通して、ヒューマンバリューの40年に寄せるメッセージとして記しました。 株式会社ヒューマンバリュー 川口 大輔

2025.11.07GROW THE PIEトーク

GROW THE PIEトーク #3 レポート&アーカイブ配信

ヒューマンバリューでは、書籍『GROW THE PIE』の発刊を契機に、「パーパスと利益を両立し、社会に価値を生み出し続ける経営・組織のあり方」を探求・発信しています。 本イベント「GROW THE PIEトーク」はその一環として始まったシリーズ。毎回ゲストを迎え、サステナビリティ、パーパス経営、組織変革などをテーマに、事例を交えたクロストークを展開していきます。