ATD(The Association for Talent Development)

進路を定めるのは誰か
〜変節する世界におけるリーダーシップをめぐる問い〜

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<ATD International Conference and Expo 2026 インサイト・レポート>

研究員 霜山 元

揺らぐアメリカの自信と秩序:世界は今も良い方向に進んでいるのか

「もし自分が生まれる時代を、家柄や国、性別、そして自分自身が何者になるかさえ分からない状態で選ばなければならないとしたら。誰もが迷わず『今』という時代を選ぶはずです」

これは2016年11月、バラク・オバマ氏が大統領として最後の外遊先となったアテネで行った演説の一節です。

退任後初のキーノートスピーチとなった2018年のATDでも、同氏は「いかに残酷な事象が起きていようとも、人類史上、今が最も幸福な時代である」と断言しました。黒人でありながらアメリカ大統領に自身がなったことになぞらえ、世界は着実に改善されており、今後もその歩みは続くという揺るぎない楽観主義を、自信と共に語っていた姿が印象に残っています。

しかし、それから8年。今回のATDで肌身に感じたのは、合衆国憲法前文でうたう「A More Perfect Union」に向けて「自分たちはより良い方向に進み続けている」というアメリカ社会が誇ってきた自負が、根底から揺らいでいるという現実でした。

その象徴が、2日目に登壇したザック・カス氏によるキーノートです。彼は自身の著書について、次のように語り始めました。

ザック・カス氏

「この激動の時代をいかに解釈すべきか模索し、次世代への責任を自覚している、地球上のすべての人のためにこの本を書いた」

彼の言葉の核心には、「このままでは世界は良くならないからこそ、愛する娘のために、意志を持ってこの世界を少しでも改善し引き継ぎたい」という親としての切実な祈りがありました。

カス氏は、現代社会に生きる人々は常に「2つの帽子(役割)」を使い分けていると指摘します。

  1. テクノロジーを活用して利益を生み、経済的に前に進もうとする人物
  2. そのテクノロジーが「子供や孫たちにとって本当に良い世界をもたらすのか」とコストや影響を案じる人物

彼は、個人の欲求を超えて「次世代への貢献」を志す大人たちへエールを送りつつ、現在の社会構造の歪みに鋭くメスを入れました。

「かつて人類の歴史では、前世代の『贅沢品』が技術革新によって次世代の『日用品』となり、豊かさが浸透していくのが必然だった。しかし、1990年頃を境にその循環が機能不全に陥った」

「住宅、医療、教育という生存の基盤となるコストが、過去30年で700%も高騰してしまった事実は看過できない」

彼はこれをテクノロジーの限界ではなく「政策の失敗」と断じ、子供たちに過酷なコストを負わせることへの強い危機感と、静かな怒りを露わにしました。

最終的に彼は「楽観主義(オプティミズム)は次世代を育てる者の義務である」と説き、大人が意図的に希望を紡ぐ姿勢の重要性を強調しました。しかし、その力強い言葉の裏側には、かつてのアメリカ的な無邪気な楽観主義を維持できなくなっているという、逆説的な焦燥感も漂ってたように感じました。Open AIの要職を務める中で、AIというテクノロジーの光と影の両方に接していたであろう同氏の言葉には、形容し難い重みと説得力がありました。

折しも今年のダボス会議では、カナダのマーク・カーニー首相が「第2次大戦後の国際秩序や、心地よい繁栄の物語は終焉を迎えた」という厳しい認識を示し、議論を呼びました。長年、自明の理とされてきた「ルールに基づく秩序」や「グローバル化の進展」という前提が崩壊しつつあることへの警鐘は、多くの人々の実感と共鳴しています。

この地政学的な潮流は、今年のATDの動員数にも色濃く影を落としていたように感じました。

参加者数は昨年の8,400人から6,500人へと減少。特に中東や欧州からの参加者が激減し、日本や韓国、台湾といった米国友好国・地域以外からの足が遠のいています。イラン情勢をはじめとする国際関係の緊張が、如実に反映された結果と言えるでしょう。

人数の減少自体は、人口の多い東海岸ではなく西海岸で実施した影響もあろうかと思いますが、西海岸サンディエゴで開催された2018年の参加者が13,000人で、米国外からの参加者が2,450人であったことを考えると、「グローバル」な組織としてのATDの立ち位置そのものも大きな曲がり角に来ているように感じました。

ランチセッションにおける中東地域からの参加者とATD幹部の集合写真の1コマ

こうした潮流の変化、世界の変節をもたらした要因は何なのか。

生成AIを始めとするテクノロジーが大きな変化を生み出しているのは間違いありませんが、現アメリカ政権にも影響を与えている政治哲学者のパトリック・デニーン氏は、より根本的な要因として、リベラリズムがこうした変化をもたらしていると主張しています。

彼は、著書『リベラリズムはなぜ失敗したのか』において、「リベラリズムは、その理想を忠実に実現しすぎたがゆえに、自壊の道を歩んでいる」と説き、批判の矛先をリベラリズムがもたらした過度な個人主義に向けます。

「リベラリズムは『個人が束縛を受けずに自らの欲望を満たすために自立した選択をする』という個人主義に基盤を置いている。その実現のために、家族や宗教、共同体の規範からの解放を求め、『消費者』として際限なく利益を増大していくグローバルな経済システムに身を投じた。自然を征服しようと科学技術を進展させ、リベラルアーツ(教養)を軽視して実学ばかりを重んじ、特定の土地や環境で何世代にもわたって醸成されてきた文化を解体してきた」

欲望の解放を優先するあまり、家族や宗教、地域社会といった人間形成の基盤となる規範を解体し、人々を土地や文化から切り離された「純粋な消費者」へと変質させてしまったというこの見解は物事の一側面に過ぎませんが、これまで絶対的な「進化」とされてきた物語が、その「進化」の故に自ずから機能不全に陥っているという指摘には大きな示唆があるのではないでしょうか。

振り返ればリーマンショックに端を発した「オキュパイウォール・ストリート」が2011年にあったように、世界はかなり前からこの変節期に足を踏み入れていたのだとは思います。しかし、生成AIの革新と重なるタイミングで、それがATDという場においても具体的に可視化されたことで、アメリカ的な進歩主義が重大な変調を来していることを肌感覚で認識する貴重な機会となりました。

変節をいかに受容し、乗り越えるか:「Embrace Disruption」の一般化

秩序が揺らぐ今、私たちはこの変化とどう向き合うべきか。

今年のATDが掲げたスローガン「Embrace Disruption」は、足元の前提を失い、当惑する人々への処方箋のようでもありました。

実際に今年のATDでは、「いかに自分の感情を扱うか」「変化疲れを防ぐにはどうすればよいか」「他者との衝突時に感情をコントロールし、建設的であり続けるにはどうすべきか」といった個人の内面を扱うテーマのセッションが目立ちました。

例えば『The “E” in the Room』というセッションでは、リーダーのエンパシー(共感)欠如が、組織に深刻な経済的損失を招くと指摘。共感を「学習可能な戦略的スキル」と定義し、実践的な4つのステップが提示されました。

・Notice(気づく)
「内側の共感(自分自身のストレス信号)」と「外側の共感(他者の状態)」の両方に意識を向ける。リーダー自身が自分の状態を把握し、グラウンディング(接地)できていなければ、他者へ共感することは不可能である。

・Inquire(問いかける)
好奇心を持ち、相手の動機や背景を理解するための質問を投げかける。思い込みを排除し、データ(相手の視点)を収集する。

Discern(見極める)
脳の生存本能による即座の「判断(Judgment / 正誤・善悪)」を抑える。見極める(Discernment)とは、あらゆる選択肢を吟味し、最善のインパクトを検討するプロセスである。

Invite(誘う)
一方的な解決策の提示ではなく、新しい機会や解決策を「共に探る」ための提案を行う。

セッションを通じて底に流れていたのは、「人間回帰」の必要性です。AIが浸透する今だからこそ、人間同士の真正な繋がりや、内省による神経回路の構築といった、人間にしかできない役割の価値が再定義されていました。

「AIに気を取られるあまり見過ごされがちな『本物の人間同士の瞬間』や『組織内で他者とつながる真の機会』の重要性に目を向けるべきだ」

「より速く生産的になろうとするプレッシャーの中だからこそ、エンパシーを高めるには、あえて立ち止まり、思考し、脳の回路を鍛える時間が必要不可欠である」

「AIは内省を助ける質問はできても、実際にその場に『一人の人間として』立ち会い、困難な状況に対応することはできない。最終的に時間をかけて脳にエンパシーの神経回路を構築するのは、人間自身の役割である」

また『Closing the Empathy Gap in Change Communication』では、変化に伴う抵抗のメカニズムを解明。Duarte社が提唱する「ベンチャースケープ™」という5つのステージからなるフレームワークを用い、リーダーが各局面で発揮すべきコミュニケーションの要諦が論じられました。

1.Dream(夢):
未来のビジョンを提示する段階。聞き手は現状打破の「インスピレーション」を求めている。

2. Leap(跳躍):
決断の瞬間。聞き手は「何を手放すべきか」を計算しており、明確な意思表示を必要とする。

3. Fight(闘い):
障害に直面する段階。壁に立ち向かうための「勇気」が求められる。

4. Climb(上昇):
長く過酷な道のり。リーダーは闘いと上昇を繰り返す覚悟を持ち、現場に「忍耐力」を与え続けなければならない。

5. Arrival(到達):
旅の終着点。次の変化へ向かう前に、歩みを振り返る「内省」と努力を称える「祝福」が不可欠。

リーダーは各段階で「聞き手が何を必要としているか」を見極める必要があります。また、現場からの抵抗は以下の3タイプに分類されると紹介されました。

・論理的な抵抗(Rational): 情報不足による戸惑い(「成功の定義は何か?」など)

・感情的な抵抗(Emotional): 地位や快適さの喪失、専門性が通用しなくなる恐怖

・社会的な抵抗(Social): 決定者への不信感や、チームへの忠誠心による反発

変化への抵抗は頑固さではなく、不安から生じる自己防衛反応です。「チェンジコミュニケーションの核心は、自分が何を言いたいかではなく『相手が今、何を聞く必要があるか』を追求すること。共感とは、相手の視点から戦略的に言葉を選ぶプロフェッショナルなスキルであり、この『共感の溝』を埋めることこそが変化の時代に必要である」というメッセージは、多くの参加者の共感を呼んでいました。

エキスポの様子


これらセッションの根底に「人間回帰」への強い渇望が流れている一方で、EXPOの展示会場に目を向けると、皮肉にもAIを活用した感情コントロールやセルフコーチングのツールが所狭しと並んでいました。各セッションや展示の内容に決定的な違いは感じられず、心理学や脳神経科学の知見を取り入れた実践的な手法が主流となっています。この光景は、混乱期において個人の感情を扱う技術自体は、もはやテクノロジーによって「コモディティ化」されつつある現実を物語っているように感じられました。では、こうしたコモディティ化したツールで感情を整えた先に、私たちはどこへ向かうべきなのでしょうか。

方向性を定め、踏み出すリーダーシップ:模索が続く「Direct the Future」

コモディティ化され、広く普及しつつある手法で混乱を凌いだ後、私たちはどのような未来を構想すべきか。

今年のATDが掲げたもう一つのスローガン「Direct the Future」について、当然と言えば当然ですが、誰も明確な解を持っていないというのが率直な実感です。

ATDは今後の方向性として「テクノロジー・ヒューマニティ・リーダーシップ」の3本柱を提示しました。しかし、ザック・カス氏の言う「より良い世界を作るため」「これまでの失敗を正し、新たな秩序をつくるため」に、いかにして一市民、組織、社会として立ち上がり、新たな方向性を定めていくべきか。また、困難に立ち向かい人々を支えるリーダーをどのように育成していくべきか。これらの根源的な問いに対して、具体的に踏み込んだセッションはあまり見当たりませんでした。

実際、最終日のキーノートスピーカーであるリズ・ワイズマン氏は現在のリーダーシップ状況を「暗闇の中で進まないといけない状態」だと説明していました。

そうした中で、「リーダーが正解を知っている」という前提はもはや通用せず、自律的に空白を埋める「インパクト・プレイヤー」と周囲のメンバーの能力を増幅する「マルチ・マルチプライヤー」とが互いに補完し合う「パワー・コンボ」が重要だというコンセプトは示していましたが、具体的なインパクト・プレイヤーの育て方や、パワーコンボの生み出した方については言及が浅く、歯切れが悪かった印象です。

こうしたある種の停滞感を裏付けるように印象的だったのが、現在のリーダーシップ開発について参加者同士で議論した『What’s Hot in Leadership Development』というセッションです。

「現在のリーダーシップ開発プログラムは、スーパーに並ぶ既製品を選ぶような、没個性的な消費活動に陥っていないか」という痛烈な問題提起は、現在のLearning & Development部門が抱える閉塞感を浮き彫りにしていました。

議論の中で痛感したのは、ありきたりの既製品を消費するのではなく、「これこそがまさに自分に必要な学びだった」「この瞬間はまさに自分のためのものだ」と感じられるような経験を、いかに提供できるかということの重要性です。

3日目のキーノートセッションで、ウィル・ギダラ氏は「Unreasonable Hospitality(常識外れのホスピタリティ)」の核として「One Size Fits One」の原則を紹介しました。これまでのリーダーシップ開発の取り組みに「One Size Fits All」の匂いが残っているとすれば、それを改め、個々に最適化された学びの場を提供していくこと。コモディティ化したコンテンツから離れ、境界を越えたところから学ぶ機会を提供することが、今後は強く求められていると感じます。

ウィル・ギダラ氏

上述の『What’s Hot in Leadership Development』の場において、アメリカや南米、アジアからの参加者たちに対して、私はヒューマンバリューが進める「脱境界」の取り組みを次世代のリーダーシップ開発の一例として紹介しました。

(参考: https://www.humanvalue.co.jp/wwd/program_20250819/

女川での取り組みの様子

例えば宮城県女川町を舞台としたプログラム(ECO)では、震災からの復興を成し遂げた地域の息遣いに触れながら、既存の枠組みを突破するリーダーシップの本質を体得することを目指しています。知識を一方的に得るのではなく、全身で地域に浸かり、身体を通じて得た感覚をじっくりと醸成させる。こうした「境界を超えた学び」にこそ、新たな方向性を切り拓く力があると感じています。

ここでは一般的な知識を学ぶというよりも、全身で地域に浸かることを重視しています。身体を通じて感じたものをあえて急いで言語化せず、じっくりと醸成させることで、本質的な変化へと繋げようと試みています。こうした「組織や地域という外的な枠組み」と「個人の内的な枠組み」を超えた、全体性を通じた学びの機会をどれだけ丁寧に作っていけるか。

このセッションでの議論を踏まえて、そこに、新たな方向性を定めて踏み出すリーダーを育むフロンティアがあるのではないかということを改めて感じました。

このように、未知なる外部の世界に身を投じる「非日常の越境体験」が重要になる一方で、もう一つ鍵となるのが、「誰と共に学ぶのかと」いう点における、足元にある「日常のコミュニティ」の再評価です。他者と切り離された個人として学ぶのではなく、コミュニティの中で共に学ぶこと。「この仲間がいなかったら得られなかった」という、「再現性」ではなく「一回性」の学びをいかに創出できるかということも今後のポイントなのではないかと感じました。

『The Belonging benefit ;ERGs, Identity, Impact』はそうしたコミュニティの中での学びの価値に触れていたセッションです。このセッションでは、企業がERG(Employee Resource Group:従業員リソースグループ)をうまく発展させれば、それがリーダーシップ開発の場となり得るという視点が共有されました。これまで福利厚生やD&I推進の一環と見なされがちだったERGですが、昨今は「戦略的な投資」へと位置付けがシフトしています。コミュニティでリーダー的役割を担う人々は、複雑な利害関係の調整や対話、周囲を巻き込む経験を通じて貴重な学びを得ており、それが人材育成に直結していて、貴重なリーダーのパイプラインを形成しているという話でした。

自発的なコミュニティから得られる経験と成長が、組織の新たな活力となる。このダイナミズムは、私自身がレゾナック社とのプロジェクトを通じて実感していることでもあります。
https://www.humanvalue.co.jp/stories/co-creation-stories-07/

前述の政治哲学者パトリック・デニーン氏が、リベラリズムがもたらした過度な個人主義が人々を土地や文化から切り離された「純粋な消費者」へと変質させてしまったと指摘したように、コミュニティや文化の文脈から切り離されたリーダーシップ開発プログラムを個人で消費するのではなく、コミュニティをベースに、その中で他者と関わりながら学びを得ていくプログラムへの回帰が今後進んでいくのかもしれません。キーノートスピーチでザック・カス氏がもっと外に出て、コミュニティに加わり、地方政府に働きかける重要性を主張していたのも、そうした流れを象徴していたように感じます。

こうした状況を踏まえると、人の学びや成長に関わる専門家は、一律的なプログラムを「提供」し、それを個人に消費してもらっているというような状態では、到底その役割や責任を果たせません。これからは、一人ひとりが境界を越えて他者やコミュニティと交わり、その中で自らのリーダーシップを育んでいけるような「生きた経験の場」をどう「デザイン」できるか、という問いにより深く向き合っていく必要がありそうです。 AIを活用したシステムやツールとの対話は、個人の内省を深め、感情を整える上では有効に機能するでしょう。しかし、私たちが歩むべき新たな方向性(Direction)は、決して画面の前からは生まれません。外に出て他者と出会い、予定調和ではない対話を重ねる。その生々しい摩擦や共鳴の中から、新たな方向性をもたらすリーダーシップを育んでいく取り組みが、今後ますます求められていくことを強く実感しました。

おわりに

「個人、組織、社会が歩むべき進路(Direction)について深く対話し、共に意思決定を下し、未来へと踏み出す場を創り続けたい」

これが今回のATDを経て、私の中に浮かび上がってきた想いです。

その先にある具体的な未来像や国際社会を形作る秩序のあり様は、まだ霧の中かもしれません。

SpaceXの巨額IPOに象徴されるように、宇宙開発は大きな盛り上がりを見せていますし、生成AIは莫大な電力を消費しながら無制限の知の提供やタスクの実行だけでなく、安全保障や兵器の分野にも深く入り込んでいます。

これらの要素が複合的に絡み合った先の未来を予想することは難しいですが、技術の野放図な発展に身を任せるだけで良いはずがありません。道徳的な進化をいかに促すか。次世代へより良い世界を繋ぐために、今、何を語り合うべきか。

諦めることなく企業や組織の枠を越えて共に対話し、探究し、それぞれが意思決定をするための場と機会をつくること。それこそが、人や組織に携わる専門家の果たすべき責任なのではないかと感じました。

オバマ元大統領は2018年のキーノートで、「明るい未来は必然ではない。人に優しく、人に役立つ。家族や社会から受け継いできたこうしたバリューを手放さずに深め、責任のある行動を取った暁に訪れるのである」と、条件付きの楽観主義を語っていました。今改めてこの「条件」の重みと難易度の高さを感じています。 果たして、今を生きる私たちの「責任」とは何なのか。その重い問いと、これからも真剣に向き合っていきたいと思います。


ATD26参加レポート

ATD26を終えて〜AI時代に、問い直す“人間らしさ”と“社会のあり方”〜

<ATD26 INSIGHT REPORT>

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2. 進路を定めるのは誰か 〜変節する世界におけるリーダーシップをめぐる問い〜 

3. もやもやの先にあったもの 〜頭と心と身体で紡ぐ未来〜 
                    (2026/7/9掲載予定)

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